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Premiere Pro起動時にクラッシュする原因と対処法

Premiere Proが起動中にクラッシュする場合の原因(プラグイン・環境設定・ドライバー)と、起動できるようにするための対処手順を解説。

更新: 2026/2/256分で読める

Premiere Proが起動中にクラッシュする原因の多くは、環境設定ファイルの破損・サードパーティプラグインとの競合・GPUドライバーの問題のいずれかです。まず環境設定リセット(Alt起動)を試み、それでも解決しない場合はプラグインの無効化、ドライバーの変更という順番で対処することで、ほとんどのケースで起動できるようになります。

原因の構造分解

環境設定ファイルの破損

Premiere Proは起動時に環境設定ファイルを読み込みます。このファイルが破損していると、起動プロセスの途中でクラッシュします。アップデート直後・強制終了後・OS障害後に起動クラッシュが発生した場合は、環境設定ファイルの破損が疑われます。リセットすることで新しい設定ファイルが生成され、起動が回復する場合があります。

サードパーティプラグインとの競合

VideoCopilot、Boris FX(Sapphire等)、Red Giant、Neat Videoなどのサードパーティプラグインは、Premiere Proのアップデートによって互換性が失われることがあります。特にPremiere Proをアップデートした直後に起動クラッシュが発生した場合は、プラグインとの互換性問題の可能性があります。

GPUドライバーの問題

Premiere Proが起動時にGPUを初期化する際、不安定なドライバーやPremiere Proとの相性問題があるバージョンのドライバーが原因でクラッシュすることがあります。直前にドライバーをアップデートした場合は特に疑うべき原因です。

Creative Cloudデスクトップアプリとの問題

Creative Cloudデスクトップアプリのキャッシュ破損やアップデートの失敗が原因で、Premiere Proの起動ファイルが不完全な状態になることがあります。

解決手順

手順1: 環境設定リセット(最初に試す)

  • Windows: Premiere Proのアイコンをダブルクリックした直後、すぐにAltキーを押し続ける。「環境設定を初期化しますか?」のダイアログが表示されたらOKをクリックする。
  • Mac: Premiere Proをクリックした直後、すぐにOption + Shift キーを押し続ける。同様のダイアログが表示されたらOKをクリックする。

これにより環境設定ファイルが削除されて新規作成されます。再設定が必要なものは、レンダラー設定・キャッシュ場所・自動保存設定などです。

手順2: プラグインを無効化して起動する

プラグインを無効化してPremiere Proが起動するかを確認します。

  • Windows: C:\Program Files\Adobe\Adobe Premiere Pro [バージョン]\Plug-ins フォルダを開き、フォルダ全体を一時的に別の場所へ移動する。その後Premiere Proを起動し、クラッシュしないかを確認する。
  • Mac: /Library/Application Support/Adobe/Common/Plug-ins および /Users/[ユーザー名]/Library/Application Support/Adobe/Common/Plug-ins フォルダを確認する。

プラグインを無効化した状態で起動できた場合は、プラグインを1つずつ戻してどのプラグインが原因かを特定する。

手順3: GPUドライバーをロールバックまたは更新する

  • NVIDIAの場合: NVIDIAコントロールパネル → ドライバーダウンロードページで「Studio Driver」の安定版を選択してインストールする。最新版が不安定な場合は1〜2バージョン前のStudio Driverに戻す。
  • AMDの場合: AMD Software(Adrenalin)から以前のバージョンを選択してロールバックする。

GPUドライバーを変更後はPCを再起動してからPremiere Proを起動する。

手順4: Premiere Proをクリーンインストールする

Creative Cloudデスクトップアプリを開き、Premiere Proの「...」メニュー → アンインストールを選択する。アンインストール時に「設定ファイルをすべて削除」を選択し、完全にアンインストールした後、Creative Cloudから再インストールする。

手順5: Creative Cloudのキャッシュをクリアする

Creative Cloudデスクトップアプリ → 設定(歯車アイコン)→ アプリ → 「プリファレンスをクリア」を実行する。

判断基準

条件推奨アクション
アップデート直後にクラッシュ環境設定リセットから試す。プラグイン互換性も確認
プラグイン無効化で起動できた競合プラグインを特定してアップデートまたは削除
ドライバー更新後にクラッシュドライバーをロールバックして安定版に戻す
環境設定・プラグイン・ドライバーすべて試して解決しないクリーンインストールを実施
クリーンインストール後もクラッシュOS環境またはハードウェアの問題の可能性。Adobeサポートに問い合わせる

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