HEVC(H.265)は H.264 より高圧縮ですが、エンコード負荷も高くなります。RTX 4060 以上の GPU でハードウェアエンコードを有効にすることで実用的な速度になります。GPU が古い場合は HEVC ハードウェアエンコードに対応していないケースがあります。
原因
- H.265 はエンコード処理が H.264 の約 2〜4 倍重い
- GPU の HEVC エンコーダー(NVENC)非対応の場合、CPU のみで処理される
- GTX 1060 以前の GPU では HEVC ハードウェアエンコードが限定的
手順
- 書き出しダイアログで形式を「HEVC(H.265)」に設定する
- ビデオタブ → エンコード設定 → 「ハードウェアエンコーディングを使用」にチェック
- GPU がハードウェアエンコード対応か確認する — NVIDIA GPU であれば Turing 世代(RTX 20 シリーズ)以降で対応
- 対応していない場合は H.264 での書き出しを検討する — ファイルサイズは増えるが速度は速い
判断基準
| GPU | HEVC ハードウェアエンコード |
|---|---|
| RTX 4060 以上 | ◎ 高速・高品質 |
| RTX 3060 | ○ 対応。十分な速度 |
| GTX 1060〜1080 | △ 対応だが速度は限定的 |
| GTX 1050 以下 | ✗ ソフトウェアエンコードになる |
HEVC 書き出しを頻繁に使う場合は RTX 4070 への GPU アップグレードが有効です。